2012年4月24日

すごいお米のお話

買ってきました、このお米。

ネーミングすごっ!

絶滅が危ぶまれるコウノトリを
育むお米!?

兵庫県豊岡市で作られています。


コウノトリ、昔々は、どこでも見られたそうですが、
1971年、日本の空から姿を消してしまいました。

その最後の生息地だった豊岡市で、
コウノトリを復帰させるプロジェクトが始まりました。

まずは、コウノトリが生息できる環境を作ること
彼らは、魚やカエル、水生の昆虫を食べるんです。
くちばし、細長いですから、ちょうどいい深さの湿地を作らねば。

水田も工夫を凝らし、コウノトリが暮らせる自然いっぱいの環境で
お米を作り始めました。
それが、コウノトリ育むお米。
そんな背景を知ると、めちゃ直球のネーミングだね(笑)

その甲斐あって、コウノトリ、戻ってきました〜
緑色の田んぼに、白いコウノトリが降り立っている姿、美しいです。
そして、今年も2羽のヒナがスクスク育っているそう!
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1334732574583/index.html

さて、コウノトリ育むお米。
東京では有楽町・交通会館にある
豊岡市のアンテナショップでゲットできますよん♪

2012年4月2日

ぎょーへーばしのお話

記念の1枚になっちゃうな。これ。 なにげないバス停の写真。

一番下の行き先

  「業平橋駅」

もう、なくなっちゃったんだ、なりひらばし駅。

新しい名前・・・とうきょうスカイツリー駅です。

ちっちゃい頃から親しんでた地名。業平橋。
下町もんには当たり前でも、
他のエリアの友だちはほぼ「ぎょうへいばし」って読んでしまう。
確かに「この漢字で、なぜに、なりひらって読むかなー?」だよね。

「在原業平の、なりひらだよ〜」
「あー、そっか!」
なーんて会話を時々したなぁって。
そんなことも思い出

ホントに在原業平にちなんでるんですよー。
藤原氏に官位を取りあげられ、諸国を放浪していた業平が
隅田川で、京(の女?)をしのんで歌を詠んだという故事に由来してるそうです。

  名にし負はば  いざこと問はむ  都鳥  わが思ふ人は  ありやなしやと

到着したバスの頭の表示は、「とうきょうスカイツリー駅」。
あのむずかしい漢字がないのを見て、
とってもさびしい気持ちでした。

新しいモノもよいけど、歴史ある名前や建物って、
浪漫ある話題で人と人をつないだり、街を愛する気持ちにもなるしね
残して欲しいな...と思うわたしです。